音楽の友2月号 コンサートベストテンの感想

毎年恒例の音楽之友社の「コンサートベスト10 2022」が出ました。このランキングは、評論家投票のポイント制でTop25を選ぶのですが、各評論家のランキングとコメントも載ります。つまり無記名ではないので、評論家とオケとプロモーター間の色々なしがらみや思惑が出ますが、それでもTop25に入ったものは、普遍的で納得感があります。

私の2022年は、ランキングをつけられるほどの回数はコンサートに行かなかったのですが、それでも、自分の中で感動したコンサートは、すべてTop25に入っていたので、自分の感性が”世間とそれほどはずれていないな”と安心しました。

以下に、私のTop5を時系列でピックアップします(順不同)。どれも素晴らしかったです。

マケラ君を2回も聴けたのは非常に幸運でした。次の来日は、ロイヤルコンチェルトヘボウですかね。サントリーでチケット4万円くらいしそうですが。

プレガルディエンは地味ですが、音楽の友のランキングでも評価されたのが、素直にうれしいですね。無骨な親父2人の熱演でしたが、最後はあまりの素晴らしさで、涙が出ました。

ノット+東響+グリゴリアンのサロメは、異様な興奮で、観客の熱狂が凄まじく、カーテンコールは、日本とは思えないような風景が展開されていました。

SKOは言わずもがなですね。今年もネルソンスに振ってほしいなと切に希望します。

今年もよいコンサートに巡り合えるといいなと思います。