オミクロンが猛威をふるっていて、東京からの県越は怖いなあと思っていましたが、ミューザでパイプオルガンというご馳走に負けて、結局行ってきました。まあ、素晴らしかったです。サンサーンスのオルガン。
昨年が、サンサーンスの没後100年ということで、すでに今シーズンだけで、「オルガン」3回目です。ただし、最初の2回はサントリーで、今回はミューザ。ミューザの音響は素晴らしいと改めて感じました。特にパイプオルガンの音圧がホール全体に浸透していき、生演奏の醍醐味を感じられます。
指揮は、代役でユベールスダーン先生。この人いつまで日本にいるんだろうと謎ですが、なんといっても、ノットの前の常任指揮者ですからね、オケとピッタリはまっています。正直、私は、ノットよりもスダーン指揮の東響の方が好きかもしれません。ノットは少々やり過ぎのところがあるので。今日のコンサートはちょっと感動的で、アンコール「舟唄」までありましたが、こういう時でも、お決まりの一般参賀をしないところとか、スダーン先生の好感度が上がってます。
寒い中、わざわざ川崎まで行ってよかったなというコンサートでした。