アンコールは若いうちに行け

現在、シェムリアップに滞在中です。2日ほどアンコール遺跡を観光しましたが、強く感じたことは、「アンコールは遅くとも30代のうちに行け。50オーバーにはかなり辛い。」ということです。

バンコクからシェムリアップへのフライトは、Air Asiaを利用。こちらのフライトは、オンラインチェックインで全て事足りて、カウンターに行く必要はありませんでした。非常に便利。

カンボジアへの入国は、VISA料金が発生しますが、支払いは米ドルもしくはタイバーツのどちらでもOKでした。私は米ドルで支払いました。30ドルでした。一部のネットで、米ドルのみ支払い可能との記載ありますが、これは間違い。もっとも、シェムリアップは、米ドルがどこでも使えるので、結局米ドルキャッシュを持っていきます。カンボジア通貨のリエルとか、後で処理に困るし。なお、一部ネットで書かれていた「VISA用に写真が必要」というのも間違い。わざわざ日本の写真屋で撮って持って行ったのですが、結局不要でした。

それで、肝心のアンコール観光ですが、標準的な3日間通しのチケット料金が62ドル。現在、円安なので、9000円超えます。結構高い。
観光手段は、トゥクトゥクをチャーターで借り切って、行きたい遺跡に行ってもらう方式が一番メジャーです。一応、回り方は標準的なコースが2つあって、Small Tour CircuitとGrand Tour Circuitです。Smallの方が有名どころを回る小さな周回コースで、Grandはもう少し半径の広いところにあるマイナー遺跡を回るコース。トゥクトゥクは、路上で運ちゃんと直接交渉も出来ますが、私は面倒なのでホテルで手配してもらいました。それでも1日あたり20ドル、これは安い。6時間くらいトゥクトゥクをチャーターできますからね。

ホテルフロントと相談して、私は、初日にSmall Tour、2日目に、アンコールワットの日の出鑑賞付きGrand Tourでスケジュールを立てました。 
初日は、最初の3つ目くらいまでの遺跡は、初体験ということもあり、興奮しました。しかし、現在雨季に突入しているカンボジア。湿度90%の世界で歩き回っているうちに、段々と気持ち悪くなってきました。久しぶりに、滝のような汗をかく、という経験をして、両腕が常に汗でヌルヌルしている嫌な感覚です。
後半はあまりの湿度と疲労でフラフラになりながらの観光でした。

2日目は、日の出を見るため、まだ暗い中、ホテルを5時に出発。アンコールワットの日の出は流石に美しく感動しました。1時間くらい日が上り切るまで、遺跡に腰掛けて観ていました。その後は、まだ涼しいうちに、行きたいところだけ抑えて周り、朝10時にはホテルに戻ってきました。それでも大汗かいたので、シャワー浴びて、クーラーガンガンに効いた部屋で、今はリラックスしています。部屋に、TV用のサウンドバーが付いていて、BlueTooth対応しているので、iPhone繋げて音楽聴いてます。自宅と何ら変わらず。丁度、今スコールが来ていて、窓から外見ると大雨です。今日はもう終日ホテルでいいや、という感じです。

アンコール遺跡は素晴らしく、朝日も感動しますが、正直なところ、こういう過酷な環境での遺跡観光は、まだ若くて元気だった30代の頃に行くべき場所だと思いました。実は、現在、エジプトの遺跡観光を検討しているのですが、同じような環境なので、ちょっとどうしようかな。

アンコールワットに登る朝日

夜明け前

日が上がりきって炎天下

アンコールトムのバイヨン寺院

タ・プローム トゥームレイダーに出てきました