シェムリアップ最終日

アンコールの3日通しチケットの最終日は、前日までに行ったところでお気に入りの遺跡を再訪して、じっくりと見学しました。


チャーターしたトゥクトゥクに、突然猿が乗り込んできて、しばらく同乗。全く怖がる様子もなく、人間慣れしていました。しばらく走ってから、場所を見極めて、自主的に降りて森に消えて行きました。実は、普段から移動代わりに使ってるのかもしれない。

アンコールトムのバイヨン遺跡のレリーフ。12世紀後半の作品です。保存状態が良く、実に美しい。戦争がモチーフですね。

アンコールトムのバプーオン寺院。11世紀前半の建立です。深い森の中に悠然と佇んでいます。寺院へのアプローチが劇的です。

プリアカンの踊り子のレリーフ。12世紀の作品。精巧です。こんなに保存状態がよいのは、やはり800年近く人間の手に触れられなかったからでしょうか。

アンコールは非常に広大ですが、満遍なく手入れが行き届いていてとても綺麗で、ペットボトルなどは一つも落ちていません。かといって清掃員を頻繁に見かけることもありません。恐らく、遺跡を訪れる観光客はその規模と美しさに圧倒されて、ゴミを捨てていくのを躊躇するのでしょう。

夜は、Pub Streetで食事。ここは、通称シェムリアップカオサン通りですが、バックパッカーだけではなくファランも多く、カオサン+パタヤという感じです。値段はタイに比べると3割ほど安く、しかも美味しいイタリアンやメキシカンが多いです。


基本お店はどこもオープンエアで、ファランが大挙して座ってる店は、クオリティが高い。
  

オーナーがナポリ出身とのことで本格的な焼窯で作られたピザ、美味し。

レストランの隣席のイギリス親父と軽く話しましたが、「パタヤは煩くて、物価も高い。シェムリアップの方がリラックスできて好き」と言っていました。イギリスでは教師だったそうですが、リタイヤ後は東南アジアに長期滞在しているそうです。

これからバンコクに戻って、しばらく休憩して、また次の旅行先に移動します。