マケラのパリ管とSKOのプログラムが結構被っている件

去年のネット配信のSKO(Saito Kinen Orchestra)が素晴らしかったので、今年は、30周年記念だし、コロナ明3年ぶりの開催なので、松本までオケ公演を聴きに行こうかなと予定していましたが、結局やめました。

理由は、10月にクラウス・マケラ君がパリ管弦楽団を引き連れて再来日するのですが、そのプログラムが、かなりSKOと被っていて、自分の懐具合を考慮した結果、パリ管を聴きにいくことを選択したからです。夏の松本だと、交通費と宿泊費もそれなりにかかりますしね。

パリ管は、Aプログラムが、「ドビュッシー・海/ラベル・ボレロ/ストラビンスキー・春の祭典」、Bプログラムが、「ドビュッシー・海/ラベル・ピアノ協奏曲/ストラビンスキー・火の鳥」。私は、サントリーのAプログラムを押さえました。S席で32,000円←国内オケの定期公演の年間チケット分くらい。。。

SKOは、今年が「武満・セレモニアル/ドビュッシー・映像/ストラビンスキー・春の祭典」です。ちなみに去年が、「ラベル・マメールロワ/ドビュッシー・海/ドビュッシー・牧神/ストラビンスキー・火の鳥

SKOの2年分を合わせると、パリ管と相当かぶってます。

パリ管が、勝負曲として、ラベル・ドビュッシー・ストラビンスキーを持ってくるのは当然なのですが、SKOもここ2年ほど、シャルル・ドゥトワが指揮者なので、オールフレンチ・プログラムになったのでしょう。ただ、マケラとドゥトワでどちらか選べと言われたら、今はマケラですね。

パリ管ですが、勝負曲といっても、本当に分かりやすい有名曲ばかりです。パリ管でこの曲ならば、出来はよくて当然、ちょっとでもミスればブーイング必須でしょう。自らハードル上げています。それだけフランスNo.1のオケとしてのプライドがあるのでしょう。オケのプライドを楽しみにいく演奏会になりそうで楽しみです。

SKOは、30周年を記念して特別講演を11月にも実施して、その頃丁度ボストン響で来日しているネルソンスが、マーラー9番やりますが、行くとしたらこちらかな。やはり、小澤征爾つながりで、ボストン響のネルソンスですから。しかも、まだチケット余ってるようですし。

ただ、ネルソンスが、2022/01に地元で5回くらいウイーンフィルとマーラー7番やる予定なので、このタイミングで、ウイーンに久しぶりに旅行もいいかなと、現在、SkyScannerで、エアチケットを検索しています。シーズンオフなので以外に安い。