相場はしばらく死んだふりがいいのかな

一つ前の記事で、「米国大統領選で共和党が大勝して相場のトレンドが変わるか?」と書きましたが、蓋をあけてみたら、共和党は大して勝たず、トランプが一人負けの状況です。

しかし、同日発表のCPI(消費者物価指数)が予想以上に上昇鈍化して、その結果、S&P500が前日比5.6%上昇し、4000に迫る勢いです。

ところが、同時に円高が強烈に進み、1$=150円から138円台まで急上昇。結果的に、5.6%上昇の恩恵をそれほど受けることができませんでした。それでも、私のポートフォリオは若干の上昇はありましたが。

相場の先行きが全く見えなくなっています。信用しているアナリストの見解もばらばらです。数日前までは、1$=200円になると騒いでいたアナリスト(F巻さん)は、ずっと沈黙してますし、元トルコの方(Eミンさん)は「円高にトレンド変更、米国経済はファンダメンダル弱く、相場は一層冷え込む」との見解。

こういう時は、死んだふりが一番ですかね。FXのスワップポイントと、個別株の配当金、REITの分配金が毎月入ってくるので、資金ショートすることもないですし。

そうはいっても、金曜日はアメリカが休日だったので、相場が動いておらず、来週月曜日の状況次第でいろいろ方向性は見えてくるかもしれない。最悪なのが、円高継続、しかし株価上昇のトレンドはなかったことになってまた大幅下落、となると、結構洒落になりません。

来週月曜日の深夜は、米国市場の相場の動きには注意が必要かな。