スプリンターズ・ステークスと凱旋門賞

秋のG1開幕ですが、運良く中山競馬場の指定席が取れたので、スプリンターズ・ステークスを観に行ってきました。 中山競馬場、激混みでした。指定席がとれなければ、まあ行かないな。
今年のスプリンターズは、凱旋門賞と日程が重なって、日本の有力ジョッキーが渡仏しており、デムルメも武豊も川田もいない不思議なG1。さらに、スプリンター路線のチャンピオン馬ピクシーナイトが故障欠場中のため、G2レベルのメンバーでした。

上位人気馬が牝馬で、オッズの割に不安要素が多すぎで、明らかに怪しい感じでしたが、予想通りの大荒れでした。単勝2千円超え、馬単3万円超え、3連単に至っては46万円超えで、こんな馬券取れる訳ないという声があちこちから聞こえる状態。 スプリンターズ・ステークスは、過去3年が非常に良いレースで、王者が王者らしい強い勝ち方をしたのですが、今年はダメでしたね。G1はやっぱり強い馬の強い勝ち方を見たいです。

夜はTVで凱旋門賞観戦でしたが、ロンシャンの長い直線で、あっさりとアルピニスタに交わされていくタイトルホルダーを観ながら絶望を感じた秋の夜でした。凱旋門賞は、日本馬は永遠に勝てないでしょう。日本と欧州では別の競技をやってますから。

勝てないだけならいいけど、これで、タイトルホルダーもドウドゥースも疲労でしばらくレース使えないし、最悪マカヒキ、サトダイのように馬が終わってしまう可能性もあるので、経済性を優先する馬主は今後は遠征しないでしょう。
3年前の悪夢再びという感じです。