今年の年度代表馬はどうなるんだろう

アーモンドアイが、あっさりと、天皇賞秋を連覇して、史上初の芝G18勝馬の誕生です。勝ち方が微妙、という声もありますが、前で勝負して、なおかつ上がりが33秒台ですから、最後詰め寄られたとはいえ、強い競馬です。2、3着馬が、後ろから32秒台で差してきましたが、キッチリと凌ぎ切りましたし、2着が春天皇賞馬、3着が宝塚記念馬、というのも、レースレベルが高い証だと思います。 

しかし、今年の年度代表馬はどうなるんですかね。

デアリングタクトは、次走JCで、ここを勝てば、無敗の牝馬三冠+無敗のJC馬誕生という前代未聞の快挙です。  無敗のJC馬ということでシンボリルドルフを超えます。

コントレイルは、菊花賞疲労残る厳しいレースだったので、JCは多分間に合わないでしょうが、有馬記念を勝てば、これも、無敗の3冠馬+無敗のグランプリホース誕生という前代未聞の偉業です。これは、親父のディープインパクトを超えます。 

アーモンドアイは、次走香港みたいなので、勝っても、特別賞止まりでしょう。 

JCと有馬どっちが楽かというと、現時点の出走予定馬だとJCでしょうね。一方、有馬は、今回の2、3着馬が出てきそうなので、こちらは厳しいかもしれない。特に、クロノジェネシスは荒れた中山馬場は相当強いでしょう。そうすると、現時点では、デアリングタクトの方が有利かな。 

ただ、デアリングタクトは、マイナー馬主+弱小牧場出身の馬なので、オークスみたいに、ノーザンが包囲網をひいてくる可能性はあると思います。ノースヒルズも、コントレイル年度代表馬獲得のために、包囲網形成に加担したりして。