これから在京オケはどうなるのだろう?

コロナ空けで、ニューノーマルが声高に叫ばれています。その中の指針では、学校の音楽の授業で合唱やリコーダ演奏はしばらく中止しましょう、となっています。息を深く吸って吐き出すことで、飛沫リスクがあるということでしょう。

オーケストラとオペラの公演はどうするんでしょうか。オケに管楽器は必須だし、オペラは飛沫は飛びまくりで濃厚接触だらけだし。

コロナ自粛後の過剰反応がきついと思います。コロナの死亡者の大半は60歳以上の高齢者です。高齢者になれば基礎疾患も増えるので、元々免疫弱いところに、肺炎系のウイルスでやられる、という現実があるだけです。 ただ、日本は60歳以上の人達が、一番権力とお金を持っているので、彼らの健康リスクを守ることが一番重要視されるんでしょうね。

今、サントリーホールのスケジュール見てますが、自粛開けにも関わらず、6月第3週までの公演が軒並みキャンセルです。このままいくと、6月は全キャンセルでしょう。7月の再開も厳しいかな。

今まで自粛していた百貨店、スポーツクラブ、カラオケなどは、再開の道筋が見えてきて、実際来週からほとんど再開しますが、オケとオペラは先が全く見えません。収益構造も、チケット代で成り立っている業界なので、サッカー、野球のように無観客開催ではやっていけません。

現在、在京オケは9つありますが、恐らく、財政難のところのいくつかは潰れるか、大きいところに吸収合併されるでしょうね。N響と読売と都響はスポンサーが金持ちで大丈夫だとは思いますが、東響とか東フィルは厳しいかもしれない。
私は、愛着のあるオケがあるので、わずかばかりですが寄付しようと思います。今、オケのホームページにいくと、真っ先に「存続支援のために寄付募集」と出てきますから。