今年のオークス

デアリングダクト完勝

今年のオークスは、デアリングダクトが、テイエムオペラオー有馬記念や、ウオッカ2回目の安田記念のような痺れる勝ち方でした。 直線、馬群み包まれる絶体絶命の状況を強引にこじ開けて、残り200m鬼脚を使って差し切り勝ちです。 これだけ揉まれても勝ちきるのだから、純粋に馬が強いですし、着差以上に完勝です。

ノーザンどうした?

それにしても、今年のオークス、ちょっとどうしちゃったのと思ったのは、ノーザンの馬が少なかったことです。4頭くらいしか出走してなかったんじゃないですかね。例年だと半数以上はノーザン馬ですが。 いつも見慣れているクラブ馬も、キャロット1頭、シルク1頭、サンデーレーシングに至っては出走馬無しです。オークスにあの勝負服がないので、違和感ありまくりです。 しかも、ノーザン馬が、馬券の対象にすらならず、これはなんと16年振りとのことです。 1着から3着までは全部岡田馬で、自分が生きているうちに、岡田馬が1、2、3着独占するクラシックが見られるとは思ってもみませんでした。

ノーザン不調の原因

それもこれも、ノーザン期待の1番馬、2番馬がステップレースでこけちゃったからでしょうね、スカイグルーブ、ルナシオンのどちらも、こりゃダメだというくらいの力負け。年初には、この2頭でオークス頂上決戦、なんて言われてましたが、まさかこんなこんな事になるとは思ってもいなかったでしょうね。 ルナシオンは、この前ようやく2勝目をあげたので、夏馬どこまで強くなるか次第かと。それで、秋華賞でデアリングダクトに挑戦でしょうね。スカイグルーブは、どうも馬がおかしくなっちゃった感じがします。

来週のダービーも

コントレイルが勝つとすると(勝つ確率はかなり高いですが)、ノーザンが春のクラシック全敗というこれも珍しい現象に遭遇できます。ノーザンはそうなると困るので、レースでは、おそらく馬券にならないノーザン馬のジョッキーに、コントレイル包囲網を引くように指令だすんでしょうかね?今日のルメールのサンクチュエルは、ちょっとデアリングダクトへのブロックが厳しすぎて、ネットの競馬民からは結構叩かれてました。 ああ、ダービーは現地観戦したかったなぁ。