5年ぶりの台湾の印象

5年ぶりの台訪です。随分変わったなと思う点と、あまり変わっていない点を書きます。

変わったところ

  • 桃園空港からのアクセスが格段によくなった。やっとMRTが開通して、これで、渋滞バスに乗らなくてすむようになりました。台北駅まで1時間で到着します。羽田と遜色なくなりました。そのうち松山空港は閉鎖するのかな?
  • スモッグが減った。バイクの人達が昔ほどマスクをしていません。街を歩いていても、以前ほど空気の悪さを感じなくなりました。東京のように排ガス規制してるのかな?
  • タクシーがきれいになった。昔は、結構ボロボロの車が多かったのですが、今では綺麗に洗車しています。車内も綺麗で、なんと運転も丁寧です。
  • 日本のチェーン店が至る所にあって、カタカナが街中にあふれています。あまり海外にいる気がしません。それに、例えば、ラーメンチェーンにしても、台北駅の2階の微風レストラン街には、一風堂と三田製麺が入っていて、つまり、チョイスが増えていて、日本食は完全に日常化しています。

変わっていないところ

  • 台湾の人達の声の大きさ。特に年寄り。男性女性に関係なく、電車の中でも大声で電話してます。でも、これは日本の静けさがちょっと特殊すぎるのかなと思います。
  • 家族における女性の地位の高さ。相変わらず、家族で一番偉い人は、最年長の女性(お婆ちゃん、またはお母さん)で、ビッグマザー文化が健在です。これは、凄くよい伝統だと思います。
  • 路地裏の独特の匂い。果実が腐る寸前の匂いと八角の匂いが入り混じった東南アジア独特の匂いが、一歩裏に入ると漂っています。これが、苦手な人は、結局東南アジアの都市はどこもダメでしょうね。
  • 上半身裸のオッチャン。これも、一歩裏に入るとまだ健在です。皆さん、たいそう立派な太鼓腹を晒しています。大らかでいいですね。
  • トイレットペーパーが流せない。これは、インフラの問題なので、後50年は解決しないでしょう。

と、色々書きましたが、台湾は好きな国なので、久しぶりの滞在を満喫しています。長期滞在も視野に入れています。