静岡朝日TVが攻めている

コロナが怖いので、東京を早々に離れて、静岡の実家に避難していますが、ローカルTV局がおもいろいです。 特にテレビ朝日系列の静岡朝日TVは、地方局なのに、なかなか攻めています。

マツコデラックスが、初めて地方局製作の特番に出て、しかもゴールデンに2時間枠で流すとか。静岡では視聴率20%越えです。

幻冬社の社長の本「読書という荒野」のコマーシャルを、地方局単独で延々と流すとか。社長の見城さんは静岡出身なのですが、安倍首相の側近で、マスコミ操作の指南をしていると言われている大物です。そんな人が、単行本の写真通りに、上半身裸でジムで筋トレしているCMが、静岡朝日TVだけでしょっちゅう流れてます。この人強面なので、夕飯の団欒時とかにCMが突然流れると、ちょっとビックリします。ちなみに、問題のCMは、YouTubeにもあがってません。インパクト凄いんですけどね。 いろいろ調べると、テレビ朝日を視聴率トップに躍進させた人が、テレ朝の社長争いに敗れて、静岡朝日TVの社長に下ってから、攻めの姿勢になったそうです。マツコデラックスも、昔お世話になった人からの依頼だから受けた、と後日語っていました。 ローカル情報を提供するバラエティの「とびっきり静岡」という番組が、平日の夕方と土曜日の午前中にやっているのですが、情報番組としてのクオリティが高いです。先日は、静岡のリニア問題について、岸さん(慶應大学の教授)が、理路整然と静岡県知事を批判していましたが、静岡はリニア問題に関しては、知事を支持している人が多く、そういう中でも雰囲気に流されないで、冷静にコメントできる場になっています。 恐らく一介の地方局に収まる気はなさそうで、これから何を仕掛けてくるのかちょっと楽しみです。