指揮:原田慶太楼
ピアノ:久末 航
ファリャ:歌劇『はかなき人生』からスペイン舞曲第1番
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番 ハ長調 op. 26
山本菜摘:UTAGE~宴~
チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 op. 64
サマーミューザもこの公演で最後、それにしても、この暑いなか、11回もはるばる川崎まで通ったのは、我ながらよく頑張ったと思います。流石に来年はないですが。

この公演は、去年エリーザベトコンクールで2位に入った久末を目当てに行きました。しかしながら、彼のスタイルが、私の好きなプロコとはちょっと違ったので、残念な出来でした。
久末の美点は、音の美しさ、特に弱音のグラデーションの美しさだと思うのですが、私がプロコのピアノに求めるものは、ズバリ凶暴なまでの暴力性です。久末の演奏は、ちょっとエレガンスでお上品すぎました( by 少女に何が起こったか)。第三楽章で、オケとピアノが殴り合いになるのですが、そういう気配は感じられず。この曲は、殴り合いが極限までいって、最後の最後に両者が混ざり合うカタルシスが魅力だと思ってるのですが、それが感じられなかった。
後半のチャイコ4番は、お祭りのフィナーレとはいえ、流石に大味だろう。金管を極限まで鳴らしたので、少々うるさく、オケのバランスが悪い。また、ホルン首席の調子がイマイチで、第二楽章の泣けるソロが、事故にならないかドキドキ感満載になってました。

ミューザ川崎に11日間通って、改めて実感しましたが、改めてミューザの顧客は、サントリーに比べると、残念ながら民度が低い。真ん中の席に着席する時に、先に座っている端の客が全く動かず、なかなか奥に入れません。普通は席を立って、通りやすくすると思うのですが、一度など、席をどかないジジイに舌打ちされましたからね。
また、終演時、我先にと出口に殺到するので、人がぶつかりまくる。なんでそんなに急ぐのかな?
しかも今回、席固定の通し券だったのですが、隣席も通し券のジジイで、これが全ての公演で前半イビキをかいてました。通し券なので、後の公演で居心地が悪くなるの避けて、文句は言いませんでしたが、何しに来てたんだろう。
やはりサントリーがいいなというのが11日間ミューザに通った結論です。