月曜日の夜公演に行ってきました。4月5月は、祝コロナ明けということで、どの在京オーケストラも、大規模編成の大曲ばかりやっており、それはそれで楽しいのですが、正直、食傷気味のところもあったので、古典、初期ロマン派あたりのストレスの少ない澄んだ音が聴きたくなりまして、このメンデルスゾーン5番(宗教改革)+ベートーヴェン3番(エロイカ)を聴いてきました。
しかし、この演目にも関わらず、小泉さんは、16型オケ編成(第一バイオリンが16人いる)を採用しており、広い上野の文化会館が、弦で満たされるという驚きの体験をしました。エロイカで16型編成は、実は初めて聴きましたが、これまで聴いてきたものと全然違う印象でした。新発見です。やっぱり、都響は弦が抜群に上手いです。
前半のメンデルスゾーンの宗教改革は、初めて聴きましたが、これは素晴らしい曲ですね。第一楽章から弦の豊かな響で満ち足りており、心がストレスから解放されていく感じでした。
ちなみに、今日も、5階正面という、自分にとってはこの会場の最良の席で聴きました。平日夜なのに、このエリアだけは相変わらず混んでます。