東京交響楽団 10/22定期@オペラシティ

ショパンコンクールが、今週末で終わってしまい、若干ショパコンロスです。ファイナリストは、このレベルまでくると皆上手いので、あとはジャッジの解釈と好みで結果が決まった感じ。ただ、反田君はただでさえチケット取れない人でしたが、今後はチケットがプラチナ化するでしょうね。 

それで、金曜日の夜、雨でとても寒い中、初台オペラシティまで、モツレク観に行ってきました。前半がデデュイーのシンフォニー1番で、後半がモツレクリゲティのルククス・エテルナ。今回は、ノット氏がやりたい放題でした。定期演奏会は、これくらい攻めた構成がいいですね。モツレクのオーラス前に、リゲティが挟まることで、生前の臨終間際から一気に死後の世界に飛んで臨死体験を経て、再び地上に戻ってくる感覚を味わうことができます。また、キリスト教的な世界観に、あえての仏教感も混ぜ込んできましたし。チーンチーン... 

今回のプログラムは、SNS上で賛否両論となっていますが、私が、ノット氏と東響のコンビに期待しているものは、正にこういう斬新な感覚なので、私的には大変満足です。それにしても、新国立のコーラスが素晴らしい。モーツアルトリゲティを間髪入れずによくやれるなあ。