Free At Last

趣味は旅行と映画と生オケ鑑賞のおじさんです

サイトウキネンが生配信

サイトウキネンオーケストラが、今年も残念ながらコロナのせいで直前キャンセルされましたが、代わりに、無観客でのホール演奏が、昨晩、You tubeでありました。同時視聴者数が15,000人という驚異的な数字でしたが、サイトウキネンは、最近プラチナチケット化しており、無料配信で世界中からアクセスがあったようです。 

それで、今年のメインの指揮者は、シャルル・デュトワ。この人、つい最近まで、セクハルスキャンダルで、欧米系のオケから契約解除されたりして、結構大変な状況でしたが、日本はこの人には比較的寛容で、コロナ前は日本でよく公演してました。 

この人は、フランス物とロシア物に定評があり、フランス系らしく色彩感覚に優れている、というのが特徴なのですが、今回のセトリは、得意な物を全部もってきた、という感じです。前半がラベルのマメールロワとドビュッシーの海、後半がドビュッシーの牧神とストラビンスキーの火の鳥。 

それで、今回は、まざまざとデュトワの凄みを見せつけられた、という感想です。セトリは、良くも悪くも有名曲ばかりで、正直、「名曲全集かよ」と最初は思ってましたが、まさか、火の鳥で感動させられるとは思ってもみなかったです。  

サイトウキネンなので抜群に上手いのは当然なんですが、オケが完全にデュトワ仕様になっていました。音の色気が凄いです。牧神は、色気で目眩がしそうでした。特に木管、フルートとオーボエはゴージャスでエロチックでした。まあ、有名ソリストフィラデルフィアの首席のコンビなんですけどね。  

来年は、客入れて開催されるとよいですね。まあ、チケット取れるかどうかというか問題もありますが。