今年最後の東響定期@サントリーホールに行ってきました

12/4土曜日、今年最後の東響定期演奏会に行ってきました。ゲスト指揮者が鈴木雅明先生、ピアノが児玉桃さんという組み合わせで、前半がモーツアルトのピアコン21番、メインがシューベルトのグレイトでした。

予定していた海外ゲストが招聘出来ずに、代打で日本人という構図にはすっかり慣れてましたが、今回ばかりは、代打が豪華すぎて、むしろ鈴木先生だからわざわざ聴きたいと思える公演です。セトリも含めて、この組み合わせを考えた事務局は結構凄いかも。  

今年聴いた中ではベストの演奏会でした。特に後半のグレイトは、オケが鈴木先生に乗せられて、完全にグルーブしていました。堅苦しいクラシックではなく、大衆的で爽快感があり感動的でした。技術的なこと云々は正直どうでもよいです。最終楽章のコーダまでとにかく感覚的に気持ちよかった。 

私は、鈴木先生バッハコレギウムジャパン(BCJ)でしか聴いたことなかったのですが、モダンオケも凄いな。先月、N響ともシューベルトやったそうですが、こちらも凄かったそうです。日本人の指揮者では今一番だと思います。  

ところで、今月は、この後、24日夜のBCJメサイア@サントリー、27日夜のBCJ第九@オペラシティ、28日夜の東響第九@サントリーです。鈴木先生のタクトが続きます。最後の東響は正直迷いましたが、ジョナサンノットが本当に来るらしいので、ノット詣りに行ってきます。