今月の株式相場は絶好調ですが、私はそれに合わせて利確を進めており、現在、結構な現金保有状態になっています。次の投資先どうしようかなと少々悩んでいたのですが、色々考えて、このまま現金でいいや、という結論に達しました。
元々は、例のリターン4％理論で、資産が永遠に減らない無限ループの投資方針だったのですが、どう考えても、自分の残りの人生は後30年だなと思うので、資産取り崩し方式に切り替えよう、相場リスクを取るのは辞めようという結論に達しました。現金なので、インフレリスクが残りますが、相場リスクほど激しくないし、それは甘んじて受けて、残りの人生を謳歌しよう、という気持ちです。
発想の転換に至った原因は2つあります。1つは、コロナです。コロナ下で、旅行も行けない、食事も飲みにも行けない、外出しないので、服も靴も鞄も買い替える必要がない、という状況なので、結果的に、生活コストが著しく低下しました。もう少しストレスが溜まるのかな、と思ったのですが、現在の生活が、かなり快適です。ワクチンできても、今の生活スタイルでいいや、と思っています。もう、重いスーツケースひきづって空港行くのとか面倒くさいと感じる様になりました。飲みに行っても次の日辛いし。
もう1つは、身近な同年代の友人の死です。がん検診で見つかってから、1年も経たずに亡くなりました。自分も、いつ死んでもおかしくないんだな、残された時間は結構短いな、ということを実感しました。
若い世代の人達のFIRE謳歌ブログを温い目で読みながら、オッサンは、負け組の隠遁生活に入ろうと思います。運悪く100歳とかまで生きちゃったら、その時は国に頼ろう。
