ネットヒステリーにうんざりなので、メランコリアを見る

ブログもTwitterも、ヒステリックにコロナ騒動で騒いでいます。

私は、元々地上波TVほぼ見ないのですが、たまたま朝8:30くらいにテレビ朝日つけたら、凄い勢いで、出演者同士が喧嘩していて、もはやディベートとかじゃないレベルです。ネットで色々調べると、どうも視聴率取るために、テレ朝が仕掛けてるみたいです。なんだかなあ。

こんな時は、心を落ち着かせるために、ラースフォントリアの「メランコリア」を見ます。

自分の鬱病で結婚式をぶち壊した負け犬ヒロインですが、地球に惑星メランコリアが激突することにより、正常な勝ち組の人達が、徐々に正気を失っていくのを尻目に、すっかり正気を取り戻していき、最後は、彼女は多大な幸福感に包まれながら、地球にメランコリアが衝突して、地球が吹っ飛ぶという話です。

鬱病を持っている監督のラースフォントリアは、この映画のラストをハッピーエンディングと称していました。どんだけ病んでるんだろうと思いましたが、このご時世に、改めて見返すと、なんとなく、その意味が分かります。

しかも音楽が、トリスタンとイゾルデで、これがエロチックでいいんだよなあ。テーマは、究極の愛による死ですからね。 日々のヒステリックな話題に疲れたこんな時には、まじオススメ映画です。