日曜日から一泊二日で、箱根の温泉に行ってきました。仙石原にある小さなホテルで、「別邸風雅」という宿です。
バブル時代に大手企業の保養所だった物件を買い取り、リフォームしてホテルとして活用しているようです。2階建てですが、館内にはエレベーターもありません。ラウンジは、バーも兼ねていて、終日、Jazzのレコードが流れています。子供はお断りということで、ゆったりと落ち着いた雰囲気になっています。
部屋は、あまり広くはないのですが、インテリアは落ち着いており、エスプレッソマシンが備え付けで飲み放題でした。露天風呂がついている部屋が多く、そのため、大浴場はいつも人がいません。夕方、大浴場を1時間ほど独占できました。
食事は、夜は懐石料理で9品、大体2時間くらいかかりました。朝は、典型的な日本旅館の和食で、ゆっくり食べて1時間くらい。どちらも、素材が新鮮、かつ、シンプルな味付けで、久しぶりに、食事付き旅館で「美味しい料理を出すなあ」と感じました。
それで料金はいくらかというと、1人あたり税込2万円です。これを投資対効果で考えます。東京で同じことをやろうとすると、1)それなりのお店で懐石料理をコースで食べて1万円、2)それなりのホテルで朝食食べて3千円、3)大江戸温泉物語の入場料+貸切露天風呂2時間コースで７千円、合計すると同じくらいの金額になります。まあ、箱根までの交通費は除いていますが。
効果の方はというと、久しぶりに広いお風呂でかなりリラックスできました。風呂上がりに適度な疲労感とともに、自然な眠気が訪れて、ぐっすり眠れました。これは私にとっては非常に重要。そういう意味で、1人あたり2万円ならば、投資対効果もあり、リピートしてもよい価格だなと思いました。
今度は、秋のススキの時期に来よう。
